粋な能力系漫画「TATTOO HEARTS（タトゥーハーツ）」！

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本日は私の好きな漫画の1つ「TATTOO HEARTS」に関してお話させていただきます。

「 TATTOO HEARTS 」基本情報

原作：加治佐修

2003年に週刊少年ジャンプ2号～17号にかけて連載。

単行本は全2巻

【あらすじ】

「粋」を信条とする少年：莫山（ばくざん）は針治療と勘違いし、彫り師の少女：花音（かのん）によって背中にタトゥー（刺青）を入れられる。

そのタトゥーに使用された墨は特殊能力：タトゥーハーツを身体に宿らせることができる「血墨」という代物でった。

それ以降、莫山はタトゥーハーツを回収して世界の修正を企む墨文族の末裔に命を狙われることになる。

「 TATTOO HEARTS 」の魅力の1つはタイトルにもなっているタトゥーハーツという特殊能力になります。

様々な漫画で特殊能力というものは扱われているのですが、この「TATTOO HEARTS」の特殊能力の入手条件がタトゥーを彫るであるということが他にはない特徴となっています。

また、そのタトゥーというものがその人物を象徴する「漢字一文字」と「生物の絵柄」の組み合わせとなり、デザイン性もかっこよく、一目でそのキャラがどういった人物かも知ることができます。

この「漢字一文字」がキーポイントで、この漢字と同じ精神状態になることでタトゥーと共鳴し、特殊能力が使えるといった仕組みになっているのです。

漢字はたった一文字だけでも意味を持っているため、シンプル且つ印象的な力を持っています。

外国の方にも人気ですしね◎

その漢字をタトゥーにし、そこに特殊能力というものを掛け合わせたのが「TATTOO HEARTS」なのです！

「粋」という言葉は元々知っていたのですが、この言葉を意識し始めたのは「TATTOO HEARTS」がきっかけでした。

「粋」という言葉の意味は

さっぱりした気立てで、あかぬけがし、色気(いろけ)もただよう（特に、花柳界の遊びに通じている）こと。そういう感じのする身のこなし・様子。

という風に記載されているのですが、なかなか説明が難しいものですね…。

私は子供の頃からお金持ちで高級なものを身に着けるとか、大きな家に住むとか、名声を得て人気者になるといったことにあまり魅力を感じませんでした。

そんなものより、〝人としての胸を張れる在り方〟というものに興味があったのです。

それにピッタリ当てはまったのがこの「粋」という言葉でした。

「粋」を信条に生きる主人公・莫山に魅力を感じたのも自然なことなのかもしれません。

残念ながら、漫画「TATTOO HEARTS」は全2巻までしか出版されていないのですが、ご興味のある方、特殊能力系バトル漫画がお好きな方はぜひ読んでみてください！

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