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本日はお笑い芸人の今井らいぱちさんに関して書かせていただきます。
今井らいぱちさんの基本情報
今井らいぱち（いまい らいぱち）
元お笑いコンビ：ヒガシ逢ウサカ（2020年解散）
吉本興業所属。NSC大阪校33期生。同期はコロコロチキチキペッパーズ、霜降り明星、ZAZY、ネイビーズアフロなど。
テレビで見る今井らいぱちｻﾝといえば
バラエティ番組で見る今井らいぱちｻﾝといえば「和牛・川西ｻﾝ」や「笑い飯・哲夫ｻﾝ」などのモノマネが有名でしょう。
トーク番組などに出演された時にもよくモノマネを振られて披露されています。
特に「和牛・川西ｻﾝ」のモノマネは他の方がされていないモノマネですので需要も高くなっています。
しかし、私個人的にはこのトーク番組のモノマネ披露だけでは今井らいぱちｻﾝの面白さは100％伝わらないと思っています。
ですのでバラエティ番組で今井らいぱちｻﾝのモノマネを見ただけで評価をしていただかないでほしいのです…！
今井らいぱちｻﾝの面白さは「モノマネ」×「ネタ」！
私が初めて今井らいぱちｻﾝを拝見したのは2021年2月7月に放送された日本テレビの「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」内で行われた第15回山-1GP（グランプリ）という企画です。
山-1GPとは若手芸人がネタを披露し、月亭方正ｻﾝが独断と偏見で優勝者を決めるという番組の新年会の余興として行われる毎年恒例の大会です。
※第1回が開催された当時、月亭方正さんは山崎邦正という名前で活動されていたため「山-1GP」という大会名になっています。
番組内の小さな大会ですが、ここからブレイクする芸人さんも多くいます。
そんな山-1GPに登場した今井らいぱちｻﾝですが、ここで披露したのが「和牛・川西ｻﾝ」のモノマネです。
しかし、ただ普通にモノマネを披露したわけではありません。
今井らいぱちｻﾝは「和牛・川西ｻﾝ」の扮装をし、センターマイクの向かって右側（川西ｻﾝの立ち位置）に立ち、1人で和牛ｻﾝの漫才を披露し始めたのです。
他に「和牛・水田ｻﾝ」役がいるわけでもなく、たった1人で延々と和牛ｻﾝの漫才を続けていったのです。
この「 たった1人で延々と 」の部分が面白いのです！
「和牛・川西ｻﾝ」はコンビではツッコミ担当ですので、今井らいぱちｻﾝは漫才の中での川西ｻﾝのツッコミをモノマネで披露し続けます。
しかし、そこには肝心の「ボケ（水田ｻﾝ）」がありません。
誰もボケていないのに、ステージ上でただツッコミのフレーズを言い続けます。
こんなモノマネは今まで見たことがありません。
この異質な空間が笑いを生んだのです。
そう、今井らいぱちｻﾝがやる「和牛・川西ｻﾝ」のモノマネはこのネタ見せの場で本来の力・面白さを発揮するのです！
そのため、トーク番組などで川西ｻﾝのモノマネを1フレーズ披露するだけでは（それでも面白いですが）本来の面白さが伝わらないのです…！
しかし、テレビを観ている方はその部分だけで今井らいぱちｻﾝを認識せざるを得ません。
この山-1GPのネタを知っている私にとってこの状況がとても歯痒く感じてしまいます…！
今井らいぱちｻﾝの面白さよ、伝われ…！
ネタ見せ番組でない番組でネタを披露するとなりますとどうしても「テレビサイズ」になってしまうのですが、「そこだけが実力ではないよ」ということを頭の片隅にでも置いていただければなと思います。
今井らいぱちｻﾝの今後のご活躍を期待しております◎
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